近年では、早期子宮体癌の手術は鏡視下手術(腹腔鏡などのカメラを用いた手術)で行うことが標準的になってきております。鏡視下手術は小さなキズで手術を行えるため、見た目がよいばかりでなく、術後の回復が早いことも大きな利点です。さらにロボット支援下で行う子宮体癌の鏡視下手術は、手術器具の操作性の良さに加え三次元画像による明瞭な視界が得られることから、これまでよりも精密な手術を行うことが可能になっています。
当科では2018年から早期子宮体癌に対してロボット支援下手術を導入し、以後も継続的に行い、着実に実績を重ねております。今後は子宮筋腫などの良性疾患に対する子宮全摘術についてもロボット支援下で行えるように準備を進めています。
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産科・婦人科学講座
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